ED治療薬は市販で購入することができる?購入に必要な条件とは?

バイアグラをはじめとしたED治療薬

できれば面倒な診察や、医師と顔合わせなどせずに購入したい。と思う方も多いのでは?

ここではED治療薬をドラックストアなどの市販で購入することができるのか?
また、その場合に必要な条件なども合わせてご紹介します。

ED治療薬の購入方法

ED治療薬は市販で購入することはできない

まず結論から解説します。
ED治療薬をドラックストアやコンビニエンスストアといった場所で市販薬として購入することは不可能です。

日本の法律で認められていません

ED治療薬は医療用医薬品(処方箋薬)と呼ばれ、効果が一般医薬品と比べて高いとされており、また副作用にも十分配慮しなければいけません。

そのため、しっかり医師が患者様のアレルギーやお体の状態を診た上で適切な医薬品を選定して薬剤師が確認して処方を行います。
私たちはその処方された薬の服用方法を守ることで副作用のリスクを減退させます

⇛ED治療薬の種類や特徴を確認する

一方で、市販で購入できる風邪薬やかゆみ止めなどは一般用医薬品に区分されます。

一般用医薬品はED治療薬のような医療用医薬品と比べ、配合される成分量を少なくするなど配慮されています。
そのため医師の診察などが不必要であり、薬局や近年では大手通販サイトなどでも購入可能です。

また、薬局で売られているようなマカやアルギニン配合のものは活力を上げるものなので、ED治療薬とは根本的に異なり、EDをすぐに改善するようなものではないことも合わせて認識しておきましょう。

オークションサイトもNG

市販ではED治療薬を入手できないことを解説しました。
では近年普及しつつあるオークションサイトなどでの購入はどうなのか?

当然ながら「法律で禁止されている」と解説したように、オークションサイトでのED治療薬購入も完全なる違法行為です。

2012年5月にはインターネットオークションを通じて愛知県半田市の男性にED治療薬を無許可販売したとして検挙されています。

その他にも2019年、仙台市在住の男性が「人助けのため」として、アフターピルをオークションで販売するなど事件に発展しています。
これらは医薬品医療機器法違反(無許可販売)と呼ばれる犯罪行為になるので、もしそういったサイトや商品を見つけても購入することは絶対にしてはいけません。

最近はオークションだけではなく、医薬品の海外通販(個人輸入代行業者)によるトラブルも多発しているようですので、頭の片隅にいれておきましょう。

⇛個人輸入の危険性や購入リスクを確認する

お薬を購入するために必要な条件

冒頭で紹介した医療用医薬品や一般医薬品ですが、後者は第〇〇類医薬品と呼ばれるグループで分けられています。

ここではお薬の種類別において、購入できる条件をわかりやすく記述しました。

 お薬の種類 必要な条件
医療用医薬品 医師の診察、処方箋
第1類医薬品 薬剤師の情報提供義務
第2類医薬品 薬剤師、販売登録者からの情報提供努力義務
第3類医薬品 薬剤師、販売登録者から購入可能。購入者から情報提供を求められた時に説明

※第○○類医薬品は全て一般医薬品であり、各グループに分けられています。

上記の表を見てもらえればわかるように、医療用医薬品は医師の診察が絶対条件となっています。

不正なインターネットでの入手や、近年話題の個人輸入代行を用いて、偽造品を服用してしまうケースも多発しています。

万一、偽造品にて健康被害になってからでは取り返しがつかないことから、医師の診察を受け正しく安全に服用するのが賢明です。

今後ED治療薬は市販化されるのか?

今後ED治療薬は市販化されるのことはあるのか?ですが、同じ医療用医薬品である「アフターピル」(緊急避妊薬)は、市販化に向けてこれまでも議論が繰り返されてきました。

2017年での段階では具体案が出ないものの、2020年での議論にて「処方箋なしの購入を進める」旨、その時期を2021年と時期まで明確になっています。

この緊急避妊薬が市販化される目的として次のようなことが考えられます。

  • 強姦被害に遭われた方の救済
  • 避妊失敗後、クリニックなどの運営時間に左右されないようにするため
  • 自由診療のためハードルが高い

このような具体案が考慮され、議論が開始されています。

ED治療薬でいえば2021年7月8日現在、男性不妊における治療の1つとして、ED治療薬が保険適用として検討開始されました。

そのため市販こそまだ未定ですが、保険適用される日が近いのかも知れません。
新たな情報が入り次第、またこちらで解説します。

アメリカでは市販化が承認

日本は市販化に踏み切ることで、安全面の配慮が大きく損なわれる可能性があることを懸念して市販化が進んでいません。
しかしアメリカでは緊急避妊薬含め、日本で医療用医薬品の扱いとなっている薬が市販化されており、緊急避妊薬でいえば自動販売機で購入することさえ可能です。

バイアグラに関しても2017年11/28にドラックストアでの販売可能を認めており、世界で初めてED治療薬の市販化に踏み出しているようです。

ED治療薬の購入は極論2択

ここまで解説したところで話をまとめると、ED治療薬の購入は2種類と言うことになります。

  1. 医師の診察~処方まで
  2. 個人輸入代行業者を利用した購入

オークションなどは違法行為となっているため、日本国内でED治療薬を入手するためには正規ルートである上記1の「医師の診察~処方」のように医師から処方してもらう。
もしくは上記2の「個人輸入代行を利用した購入」の個人輸入代行業者を利用した購入以外はありません。

2の個人輸入代行業者は診察などもなく、人目につかない、海外ジェネリックの安さから個人の判断で購入する人が増加傾向にあります。

しかし4社合同の個人輸入で仕入れたED治療薬の調査では実にその4割が偽物だと判明しています。

偽造品のED治療薬は思わぬ健康被害でとどまらず、死亡事故にも発展している事例があり、このような個人判断の購入では副作用救済制度の対象外となります。

安全、確実に正しい服用方法を知り、ED治療薬と付き合っていくには医師の診察は欠かせません。
海外通販と比較しても安全かつスピーディーに配送可能なオンライン診療は当クリニックにお任せください。

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監修:宿田 孝弘 (ネオクリニック院長)
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