ED(勃起不全)を治療するという点においても日々の食事は非常に重要です。
食事の内容を見直すということは、「高血圧」や「糖尿病」、「脂質異常症」などの生活習慣病への対策としても、もちろん有効です。
つまり、生活習慣病にならないような食生活を気を付けるということは、健康寿命の延伸へも繋がり、結果としてED対策にも有効な手段となります。
今回、主に以下のような事を解説します。
- ED治療に有効な食事・栄養素
- 心因性EDと食事の関係
- 避けた方が良い食事
ED治療をきっかけに、食事の改善を検討している方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
ED治療や中性脂肪の減少、血液をサラサラにするのに有効な食事とは?
ED治療に限らず、脂質異常症(中性脂肪)、血液をサラサラに、血管に負担を掛けないのに有効とされている食事が8つあります。
なぜEDと中性脂肪や血液・血管の健康を促進する有効な食事が一緒なのか?についても以下で記述させていただいております。
※頭文字を取って「おさかなすきやね(お魚好きやね)」と呼ばれています
- 「お」:お茶
- 「さ」:魚
- 「か」:海藻
- 「な」:納豆
- 「す」:酢
- 「き」:キノコ類
- 「や」:野菜
- 「ね」:ネギ類
上記8種類の食事を長期間摂取し続ける事で、血液がサラサラになり陰茎に送られる血液量も結果として増量する可能性が高まります。
陰茎に送られる血液量が増える事によって、EDの予防・改善に繋がったり、中折れの予防・対策に繋がるのですが、他にも血液や血管の健康をサポートするよう食生活を気を付けることで脂質異常症による中性脂肪が血管に付着し動脈硬化を引き起こしてED症状の出現を抑制することをサポートします。
ED治療を効率良く行う為にも、毎日の食事に「おさかなすきやね」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
「おさかなすきやね」以外でED治療に有効な食事・栄養素
「おさかなすきやね」について解説しましたが、以下のような食材・栄養素もED治療をはじめとした健康寿命を延伸するのに有効とされています。
- シトルリン
- 亜鉛
- アルギニン
上記3つの栄養素について、簡単にご紹介します。
シトルリン
体内のシトルリンが増加するとアルギニンという成長ホルモンの分泌を高めるアミノ酸が増加し、オルニチン回路を活性化することで※一酸化窒素が増加し、濃度が上がる効果が期待できます。
※一酸化窒素の働き
┗陰茎の筋肉を緩め血管を拡張する
正常な勃起をするには、血管を拡張し多くの血液を陰茎に送る必要がある為、ED治療をする上でシトルリンは重要な成分です。
シトルリンを摂取出来る食事は、以下の通り。
- スイカ
- メロン
- きゅうり
- 冬瓜
- ゴーヤ など
ウリ科の食べ物が苦手な方は難しいですが、定期的な摂取を意識しましょう。
亜鉛
亜鉛を摂取する事で、男性ホルモンである「テストステロン」が分泌されやすくなります。
テストステロンの分泌量が少なくなると、EDになる確率が上がると言われている為、亜鉛も積極的に摂取したい栄養素の一つです。
亜鉛を摂取出来る食事は、以下の通りです。
- カキ
- 魚介類
- レバー
- 煮干し
- スルメ
- アーモンド など
スーパーで気軽に購入出来る食べ物が多い為、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
アルギニン
アルギニンを摂取する事で、「血流改善」や「勃起力の向上」等々の効果が得られると言われています。
上記のような効果を得られる可能性がある為、精力サプリなどに多く含まれているようです。
アルギニンを摂取出来る食事は、以下の通りです。
- アーモンド
- キハダマグロ
- 鶏卵
- 高野豆腐
- 落花生 など
間食に取り入れやすい食べ物が多い為、比較的摂取しやすい栄養素です。
心因性EDの治療に食事改善は適していない【特に10代・20代】
EDに有効な食事・栄養素を解説してきましたが、心因性EDの治療に食事改善は適していません。
心因性EDは言葉の通り、心・精神面が関係しているEDです。
あくまでも食事改善は「器質性ED」や「混合性ED」に有効とされている為、心因性EDでお悩みの方は「病院」または「クリニック」で治療を受けた方が良いかもしれません。
心因性EDの治療は、大きく分類すると以下4つになります。
- カウンセリング
- サプリメントの服用
- ED治療薬の服用
- 精神安定剤の服用
上記4つの治療方法は別記事で解説しているので、「心因性EDかもしれない…」と心当たりがある方は、ぜひ参考にしてください。
ED治療中に避けた方が良い食事・食べ物
ED治療に有効とされる食事がある一方、ED治療中に避けた方が良い食事も存在します。
- 高カロリー食
- 高脂肪食
- 高食塩食
上記3つについて、簡単に解説していきます。
1つ注意点があります。
食事の改善は非常に重要ですが、大量の飲酒もED治療を妨げる恐れがある為、可能な限り控えるようにしましょう。
高カロリー食
以下のような高カロリー食を摂取し続けてしまうと、動脈硬化を引き起こす可能性があります。
- 揚げ物
- 肉類(脂身多め)
- スナック菓子
- ジャンクフード
- カップ麺 など
動脈硬化とは言葉の通り、血管が固くなり柔軟性が失われている状態です。
正常な勃起をするには血管を拡張し、陰茎に多くの血液を送る必要があります。
動脈硬化になってしまうと血管が拡張しにくくなり、陰茎に送られる血液量が不足してしまう為、EDになる可能性が高くなってしまいます。
1日の消費カロリーによって摂取カロリーも異なりますが、農林水産省が公開している「ショクジバランスガイド」を参考にすると良いかもしれません。
参照元
「高カロリー食」や「外食」等々が多い方は、カロリー計算した上で日々の食事を摂るようにしましょう。
高脂肪食
高脂肪食は高カロリー食と同様に、動脈硬化を引き起こす恐れがあります。
繰り返しになりますが、動脈硬化はEDの原因となる恐れがある為、以下のような高脂肪食のとり過ぎは控えるようにしましょう。
- ジャンクフード
- チーズ
- 生クリーム
- マヨネーズ
- バター など
また、高脂肪食はED治療薬の効果を半減させると言われています。
ED治療薬の利用を検討している方は、「高脂肪食を食べない」または「食べるタイミングに注意」しましょう。
高食塩食
以下のような過度な高食塩食を摂取し続けてしまうと、高血圧を引き起こす可能性があります。
- スーパーの惣菜
- 味噌汁
- インスタント食品 など
高血圧の状態が続くと動脈硬化を引き起こす恐れがある為、EDになってしまう可能性が考えられます。
厚生労働省が公開しているe-ヘルスネットによると、1日の食塩摂取量は6.5g~7.5gが良いとされていました。
健康な日本人の成人男女が当面目標とすべき1日の食塩摂取量は各々7.5g未満と6.5g未満とされています
食塩摂取量の平均が10g前後と言われており、今の食事を続けると高血圧を引き起こしてしまう可能性が高い方は、減塩の食事を意識した方が良いでしょう。
EDを自力で治療したい方は食事と運動を意識しよう
今まで解説してきた食事を意識すれば、ED治療に良い影響を及ぼしてくれるかもしれません。
- おさかなすきやねを摂取
- おさかなすきやね以外の栄養素を摂取
- 避けた方が良い食事を意識する
日々の食事を意識する事は重要ですが、食事改善だけでEDが完治する可能性は低いと言われています。
EDを効率良く自力で治したい方は、食事改善だけではなく「運動」や「トレーニング」等々も取り入れてみましょう
「運動や食事を改善するのは面倒…」
という方は、バイアグラなどED治療薬を利用した治療を行った方が良いかもしれません。
当院で扱っているED治療薬

バイアグラ25mg | 1錠1,780円 |
---|---|
バイアグラ50mg | 1錠1,980円 |

シアリス10mg | 1錠1,780円 |
---|---|
シアリス20mg | 1錠1,880円 |

レビトラ10mg | 取り扱いなし |
---|---|
レビトラ20mg | 1錠1,880円 |
