バイアグラと風邪薬は基本的に併用可能
結論から言うと、バイアグラと風邪薬の併用は可能とされています。
風邪薬に含まれる成分は症状によって異なりますが、ドラッグストアなどで販売されている風邪薬なら併用しても問題はないでしょう。
【市販の風邪薬に含まれている成分】
咳を止めたい | ・ジヒドロコデインリン酸塩 ・dlーメチルエフェドリン塩酸塩 など |
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熱を下げたい | ・アセトアミノフェン ・ロキソプロフェン ・アスピリン など |
鼻水を止めたい | ・クロルフェニラミンマレイン酸塩 ・クレマスチンフマル酸塩 ・マレイン酸クロルフェニラミン など |
痰を出したい | ・グアイフェネシン ・リゾチーム塩酸塩 など |
マクロライド系抗生物質が含まれる風邪薬とバイアグラは併用不可
バイアグラと風邪薬の併用は基本的に問題ないと解説しましたが、1つ注意点があります。
「エリスロマイシン」や「クラリスロマイシン」など、※マクロライド系抗生物質が含まれる風邪薬とバイアグラを併用してはいけません。
※マクロライド系抗生物質とは?
┗細菌のタンパク質合成を阻害する作用を持つ抗生物質
バイアグラの添付文書にも記載されているのですが、併用すると効果が増強してしまい、強い副作用を引き起こす可能性があります。
リトナビル、エリスロマイシン、シメチジンとの併用により、本剤の血漿中濃度が上昇し、最高血漿中濃度(Cmax)がそれぞれ3.9倍、2.6倍、1.5倍に増加し、血漿中濃度−時間曲線下面積(AUC)がそれぞれ10.5倍、2.8倍、1.6倍に増加した
マクロライド系抗生物質が含まれる風邪薬は、ドラッグストアでの購入が出来ないので自身で購入した場合は、誤って併用する事はないでしょう。
しかし、病院で風邪薬を処方してもらっている場合は、含まれている成分を確認した上でバイアグラを服用してください。
「バイアグラと風邪薬の併用が不安…」という方は、オンライン診療を行っている当院にお気軽にご相談ください。
バイアグラの併用禁忌薬や併用注意薬について
最後に、バイアグラの併用禁忌薬と併用注意薬について解説しておきます。
- 併用禁忌薬:バイアグラと併用してはいけない薬
- 併用注意薬:バイアグラとの併用に注意が必要な薬
併用禁忌薬 | ・硝酸剤及びNO供与剤 ・アミオダロン塩酸塩 ・sGC刺激剤 |
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併用注意薬 | ・チトクロームP450 3A4阻害薬 ・チトクロームP450 3A4誘導薬 ・降圧剤 ・α遮断剤 ・カルペリチド |
参照元
先ほど解説したマクロライド系抗生物質のエリスロマイシンは、「チトクロームP450 3A4阻害薬」に該当するので、バイアグラの併用注意薬となります。
「上記に該当する薬を服用している方」は、必ず診察時に医師に伝えるようにしてください。
当院で扱っているED治療薬

バイアグラ25mg | 1錠1,780円 |
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バイアグラ50mg | 1錠1,980円 |

シアリス10mg | 1錠1,780円 |
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シアリス20mg | 1錠1,880円 |

レビトラ10mg | 取り扱いなし |
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レビトラ20mg | 1錠1,880円 |
